零のかなたへ(だっけ)

V6の森田君とdondokodonぐっさんのドラマ。
うーーん、いまひとつ。
しかしこれは世界柔道とザッピングしていた私が悪いのかも。
だけど、じんわり感情がわいてくるというより、ポンポンと事柄が起こるという感じで、もうちょっとじっくり心情の変化を味わいたかったなあ。
でも時間も2時間だし、しょうがないか。
しかし、きっとこのドラマの言いたいことは全然違うんだろうけど、家族を守ることが明日終わるとわかっている戦争に特攻に行って死ぬことなんでしょうか。
現代人のあの二人があの時代に飛んだことが、あの時のあの人たちにどんな意味をもたらしたのか、それもよくわかりませんでした。


あと、泉ピン子が「だから特攻隊は美しいんだ」というセリフも、自分には違和感が。
あの国のために命をかけるという精神は美しいのかもしれませんが、それは後世の私達が評することであって、あの時代の当事者が言うべきものではないのではないのかと。
そんなところに違和感を覚えつつ、あとドラマを一本通しての何かを感じることができず、ちょっと不満です。
少年ジャンプとかは笑ったけど。っていうか、前半の笑いの部分はよかったんだけどな。


今年は終戦60年、日航機事故20年と節目の年でいろいろなSPドラマが制作された。
松たか子のやつ、ちゃんと見たかったなあ。
しかし、何より一番痛いのは今まで何度も見た「火垂るの墓」かもしれない。
ドロップ・・・。
そういえば、節子のドロップがあるらしいですね。