本を読む

昨日、恩田陸の「月の裏側」を読んだ。
今まで読んだ作品の中では自分としてはあまり好みではない方かも。
謎の正体が途中でほぼはっきりとしてしまったので、そこから先があまり興味が持てなかった。
一つ興味をもっていた登場人物についても、あとちょっとのところで引き返されてしまったような感じで。


で、昨日予定外にそれを全て読んでしまったので、今日は違う本を買ってみた。
嫌われ松子の一生
映画を見たいと思っているのだけど、その前に読んでしまっていいものかとちょっと悩んだんだけど。
前に映画で見た「東京タワー」(リリーさんの方ではないやつ)が文庫になってたのでそれとも迷ったんだけど、結局あの映画の話はそれほど面白くなかったしなあと思ってやめた。
それでも、私が映画で全然魅力が無いと思った黒木瞳の役の詩史さんが、本のほうではもっと私が期待したキャラクターらしいので、ちょっと気になってはいる。
黒木瞳は綺麗だったけど、あの詩史さんは年齢の割に綺麗なこととお金を持ってること以外の魅力が全然わからなかった。
もっとカッコイイ人なのかと思ってたら、年齢の割りに見た目が若いだけで中身は普通のおばさんだったのでがっかりしてしまったのだった。
でも、買ってまで読みたいかというと微妙。