オタク

月曜日に爆笑問題のススメアニメ夜話、そして今日V6の岡田君のラジオと岡田斗司夫ウィークのようになってしまった。
決して彼のファンとかではないのだが。


岡田君が冒頭で「僕もオタクです」と言っていたけれど、
彼はむしろオタクと対極のところにいる人のような気がするなあと思った。
ジャニーズのイケメンだからとかそういう理由ではなくて。
別に岡田君のことをものすごくよく知っていると言うわけではないが、
今年彼は結構雑誌とかで自分のことを語っていて、
それを読んだりした感じでは違うと思う。
なんかまっすぐな感じだもん。健康的に真っ当に生きてそうっていうか。


岡田氏によると、オタクっていうのは子どもの頃に好きだったものをそのまま大人になっても好きでいつづける人で、
それが好きだということをもう人には言えないような人ってことらしかった。
あと、何のイベントも無いのにそのことを力いっぱい語る人。


面白かったのが、日本はオタクが生まれやすいのかと言う話題で、
世界的に見て「おこづかい」というのがあるのが中国や日本などの東アジアだけで、
それがオタクを生みやすいという話。
欧米ではお小遣いをもらうのではなく、親に「これが欲しい」と言って買ってもらうのが普通なのだそうだ。
これだと、大人になるときにまだ子どもの頃から好きなマンガだゲームだを欲しいと言うと
「まだこんなものを買っているのか」と言われて買えなくなってしまう。
そういう環境だとオタクになる前にブツっと切れてしまうということだ。
日本だともらったお小遣いをどう使うかは子どもの自由なので、
好きなものはずっと好きでいられるというわけだ。
ただ、90年前後ぐらいからフランスやイタリアなどでお小遣いをあげるという風潮が出てきて、
今はそのフランスやイタリアにオタク文化と言うのはすごく広がっているのだそうだ。


なるほどーと思いつつ、これを聞いている岡田君は自分もオタクの萌えの対象であることを認識しているのだろうかと思った。
まあ、岡田君は顔もいいし役者さんとしても活躍しているし、まだ他人に「岡田君好きなんですよ」と言ってもひかれない方の人だとは思うけど。


最後に、日本が世界に輸出できる萌えはあるかという話で、それは「かわいい」だと言っていた。
前にBSで日本に来たばかりの外国人の人が集まって話してて、
日本人は可愛いものが好きだといっていたのを思い出した。
きっと外国では可愛いものは子どもだけのものなのだろう。日本人は違うもんなー。