ザ・スクープスペシャル

鳥越俊太郎さんと長野智子さんの番組でした。
2件の事件を扱っていました。
1件目は被害者の家族が見た警察のずさんな捜査、そして2件目は加害者の家族から見たそれでした。


2件とも、何かの圧力があるのか?と思うほど理不尽な点が多すぎました。
もちろん、この番組の言っていることが全て正しいのかどうかわかりませんが。


1件目は警察は何も動いてくれず、定年間近の知り合いの警察官が協力して親と犯人を暴いたのですが、こんな風に明らかに不自然な失踪でさえ何もしてくれないのだから、ちょっとでも家出のように何か画策されたら絶対に明らかになることは無いのではないかと思いました。
しかもその警官はたたきあげの、一人で誘拐犯を捕まえたことがあるような実績のある人でした。
そのような人が運よく近くにいて協力してくれたからよかったですが、普通はそうはいきません。
結局警察が生きていて風俗で働いていると言ったこの子達は、犯人の自供により肉を山に骨を海に捨てられると言う残酷な形で見つかりました。
この犯人が捕まらなかったら、同じように殺されていたかもしれない子が、
薬漬けにされて犯人の部屋にいたそうです。


しかし、犯人の部屋に麻薬などがあったにもかかわらず、事件性なしとして帰ってしまった警察って何なんでしょうかね。


2件目は御殿場事件という事件らしいです。

ある女子学生が10人の男子学生に暴行をうけたと訴え、それは冤罪だとして戦っている被告とその家族の話です。


これもこの報道だけを鵜呑みにしてはいけないとは思うのですが、しかしある一点の事実だけでこの女性の話は作り話の可能性が高いと思いました。
それはこの暴行をうけたと言っている一週間後に出会い系サイトで知り合った見ず知らずの男性とデートをしているという事実です。
このことは、女子学生も相手の男性も認めています。(何しろ、最初はこのデートの日が暴行を受けた日だと訴えていて、その事実が明らかになった途端に一週間前だったと訂正したのですから。)
そんなひどい目にあったと訴えている女性が、たった一週間後に見ず知らずの男性と二人きりで会うなんてそんなことが出来るでしょうか。


しかし、この事件は懲役二年という判決が出ました。


高裁に向けて、また戦いが始まるというところで番組が終わりました。
正直、びっくりしました。
女性の証言に不自然な点が多いのに、有罪になった根拠がそれしかないように受け取れたからです。
女性が暴行されたと言っても、医師の診断書も提出されてないようです。外傷もないそうですし。
もしこれが、本当にこの番組の言ってる通りだとしたら、あの裁判官は本当に信用なら無いなあ。