これが宮崎駿の息子の作品だったのか

ゲド戦記が映画化するのは知っていて、ポスターもよく目に付いていた。
宮崎駿の息子が映画を作るが、宮崎監督がそれを反対したっていう話も知ってた。
でもそれが全然結びついてなかった。
まず、宮崎駿の息子の映画ってゲド戦記だったのかっつーのが最初の感想。

http://www.sanspo.com/geino/top/gt200602/gt2006021402.html


で声優が決まったというニュースでした。
ゲド戦記のポスター好きだなあ。色がきれいだし龍もかわいい。
しかし読んだことはない。読んでみたいけど、買わなきゃダメか。


実はそれ程興味は無かったんだけど、公式ページの鈴木Pのインタビューを読んで興味がわいてきた。
というのも、私はまた全然畑違いの息子が父親の名を借りてやりたいって言い出したんだろうなー、などと思ってて、宮崎監督も息子が可愛いから結局は許したのかななんて思ってた。でもちょっと自分の思ってたのとは違うみたい。

スタジオジブリ


あと、ファンの人には怒られるかもしれないけど、私は実を言うとここのところの宮崎作品でドンピシャで面白いのが無いのだ。
ラピュタは最高に好きで、ナウシカもかなり好きで、その次は魔女の宅急便も割と好きなんだけど。
千と千尋カオナシは大好きだけど何か足りなくて、ハウルは動いてる城と音楽がよかったなあなんていう感想だし。
だから、もしかしたら息子になったらお話が面白いかもしれない、なんていう期待があるのだ。
声優がプロじゃないのはなあ、いつものことだから。
でも、ナウシカラピュタも魔女宅もトトロも声優さんですごく良かったと思うのに、何でなんだろう。


ところでこの記事の

抜てきの決め手は、ズバリ「声」。キャスティングにあたった鈴木敏夫プロデューサーは、昨年7月、岡田がパーソナリティーを務めるJ−WAVEのラジオ番組にゲスト出演。その際、台本を無視して自分が聞きたいことを聞いてくる積極的な姿勢に好感を持ち、そして何より「彼の声に興味を覚えた」という。

っての、このラジオ聴いてました。
当たり外れはあるけど、ここのところ自分的に当たりが多いこの番組。
ロボットの話も面白かったし、この前の裁判員制度の話もすごくわかりやすかったし、先週の中国との関係の話も興味深かった。
時間もテレビもちょうど面白いのが無くなって、これ聴いて寝るのがちょうどいいんだよね。


で、確かこのときのはなんだか岡田くんがどのような作品がヒットするのかと言うような話題にものすごく反応していた。
多少つまらなくても時代性があればヒットするとかいう話に、どうもその前に公開して興行的にイマイチだったフライ・ダディ・フライのケースを重ねていたような感じだった。
あまりに反応するので、鈴木さんに「どうしたんですか」とか言われてたような。
まさかそれが今度の起用に繋がるとは、本人も思ってなかっただろうなあ。

J-WAVE Growing Reed


しかし、岡田くんか。どうなんだろうね。確かに少年ぽいのに落ち着いているっていうのはそうだなあと思うけど。
ラジオではとても聞きやすい声だと思うけど、アニメ声優としてはハリが無いような感じもするのと、大きな声になると滑舌があまりよくないような感じ。
キムタクの声はハウルにとても合ってたけど、感情がこもってくるとやっぱりキムタクで、「ちょ、待てよっ」と言いそうな感じだったしなあ。
しかしハウルはそれより倍賞さんがキツかった。
まあ、ジブリ作品に声優さんの演技力をあまり重きを置いてみてないからいいんだけど。