昨日の感想

あとで感想をまとめたいと書いたけど、一日経ったら記憶が段々曖昧になってきて昨日自分で考えたことすら忘れてきた。

まとめようと思ったんだけど全然纏まらないのでダラダラと取りとめもなく書きます。
もしもう一度見ることがあったら、その時の自分のためにメモ。


ネタバレしてると思います。


武士に最も必要な剣術に全く才能がなく、最後に託された仇討ちしか父親の望む侍を受け継ぐことができないと思ってる侍。
この人が仇討ちに向かっていったのは父の恨みが半分と、もう半分はせめて仇討ちだけでもして父の望みの立派な武士になろうという思いだったんですかね。
しかしそれとは逆に、実際に敵を目にして恨みの気持ちがあっても、そこに向かっていけない自分もいる。
そこにさらに、侍の存在意義について様々な人が何気なく語る。


侍として父から受け継いだものが仇討ちだけではなかったと気がついたとき、仇討ち以外でも侍として生きて伝えられることがあるっていうことに意味を見出したってことでしょうか。
長屋のみんなでやった大芝居で、実家の家族は恨みが晴れたと思いますし、当然敵の家族も幸せなままです。
自分の恨みの気持ちだけは解消されないままだけど、それ以上のもっと大切なものを壊さない方が大事だったってことかな。
その辺りが、おさえさんと重なる部分で、あの芝居のラストはいいです。
それから、主人公が仇討ちに成功したことはラストで町民に当たり前のように知られていたので、当然敵本人にも伝わってたんでしょうね。それでもその息子が主人公のやる寺子屋に来たっていうのも好きです。


他のところでもいろいろ考えたことがあったんですが、これまでにしときます。


最初のお芝居でやった仇討ちも、2番目の本当に見せかけた仇討ちも、ラストの赤穂浪士の命を架けた討ち入りも、やってる本人達の真剣さは関係なく民衆にしてみたら大小は違えどそんなに変わりないのかもなあ。



ああ、やっぱり訳わかんない文章です。
目にした方、ごめんなさい。