冤罪−父と子の旅路
普通のサスペンスと違って、かなり早い段階に真相がわかる。
橋爪功に泣かされる(泣いてないけど。)
ベタだけど、「お父さん」って呼ばれた後の泣くシーン、
泣くんじゃなくて吐くように吼えた感じだったのが心に来た。
27年という長い間、しかも生まれたばかりの時に見て以来、
父と名乗らないことを決めて、犯罪者として生きることに決めた。
そしてもう刑が執行されようかと言う時に真実がわかりそれを戻され、
その後に聞いた、息子の声。
その時に出るのは、確かに泣き声よりもっと凄いものだろうと思った。
苦しさのような嬉しさと言うか、狂おしいばかりの嬉しさというか。
いつもはこの枠は見るものがないから、これを半分見て10時からERなんだけど、
今日はERはビデオにとってこれを見た。
あと奥さんへの手紙、愛情にあふれる手紙で別に何も暴露してないのがよかった。
これの原作、読んでみようかなあ。辛いかなあ。でもハッピーエンドだし。
- 作者: 小杉健治
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