タイガー&ドラゴン最終話

感想はまた機会があったら書きますが。
なんか、やっぱりシーン毎の力がすごいなと思いました。
各シーンでぐっと来るっていうか。
逆に言うと、それでなんとなく「いいかな」って気分になるんだけど、全体を見ると結構不満がありました。これは全体の話で。
でも面白いドラマでした。
普通に笑えるドラマってそんなにない。


西田敏行のすごさを知りました。SPが一番それを感じましたけど。
そして、長瀬君は虎児という役をのびのびやってたのが印象的。
でも虎児もやっぱり自分にはSPと1話がすごくよくて、それ以降は自分の好きなところがなくなってしまったので、それほど嵌るキャラではなかった。
竜二は興味深いキャラだったけど、それに触れるエピソードが無かったのが凄く残念。
っていうか、竜二の本質に関わるストーリーが少なすぎ。
面白かったけど、途中からイマイチ嵌りきれなかったのはここが原因です。
タイガー&ドラゴンのタイガー編なのかしら、と思ってしまいました。
竜二の設定が周りから結構蔑ろにされるやられキャラなのですが、ストーリーにもそういう扱いを受けてしまってるような気もしました。
始まった時に、虎児はこのまま落語をやってくんだろうなと思ったし、竜二とどん兵衛もそのうち和解をするんだろうと思ってましたが、竜二が最終的に服屋と落語とどっちをとるのかが全然読めなくて、それが興味がありました。
しかし、そこなかった。どん兵衛との和解すらロクになかった。猫の皿のラストだけ。
やっぱり落語の内容と現実の出来事を落語で語るという難関に絡ませられるのは虎児の方のエピソードだけでいっぱいいっぱいだったって言うことなんでしょうかね。
虎児の方は、笑いあり涙ありでいい話になっていたと思います。


子別れ→子はカレー…。
結構ラストのナンのオチ好きです。カレーがないと食えない。
でもあのナンまずそう。


そういえば、金曜日のMステで主題歌を歌ってるのを初めて見たが、自分が頭で思っていた歌詞と大分違っていることがわかった。