本とかDVDとか

今日はハチクロの8巻を買いました。
今回はなかなか濃い一冊。
修ちゃんとリカさんの話が実は一番くるかもしれない。

ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス)

ハチミツとクローバー 8 (クイーンズコミックス)

ハチクロは雑誌の時は立ち読みだけど、今月のもターニングポイントっぽい感じだった。
初めてちゃんとしたはぐのモノローグ。
森田さんのお父さん。(この話のお父さんにはいつも萌えます。竹本父とか特に。)


終わりに向かって、楽しくなってきました。


あと、今週は前半は実家に帰省してたのだが、帰りにはずみで「イン・ザ・プール」を買ってしまった。
松尾スズキで映画化という帯を見たせいで、松尾スズキで読んでいたのですが、体格だけがどうも違う感じですね。
まだ2話目までしか読んで無いですが(電車の中で酔ったため)、多分次に読むときには自分の想像の中の別人になっているような気がします。
でも映画は見たいな。
阿部寛空中ブランコはビデオに録画したまままだ見て無いな、そういえば。

イン・ザ・プール

イン・ザ・プール


リリー・フランキーの「東京タワー」を読んでみたいと思ってるが手が出ない。
彼が地方のこの地にサイン会(?)に来ると言う情報があったのだが、なにせ平日の6時台で職場からちょっと距離があったので行くことはかなわなかった。
職場の人に「知ってる?」と聞かれ、「ほら、ココリコミラクルタイプに出てくる人ですよ。」と言ってもかなりの人がピンときてなかった。
「あの、松下由樹が出てるやつだよね。」ぐらいで。
そのせいなのか、珍しくうちの職場の本屋に売っているんだ。
でも、ハードカバーはなかなか手が出ないんだよな。

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

東京タワー ~オカンとボクと、時々、オトン~

「東京タワー」といえば、今年の正月に公開になった江國香織原作の「東京タワー」がDVD発売され結構レンタルされているらしい。(売れてもいるのだろうが。)
正直、あまり面白いとは思えなかったけど(っていうか、なんか流れがぶつ切りで、話に入っていくかなと思うところでブツっと切れて次のシーンっていう感じで感情移入できない)、ラストはよかった。
最後に追いかけるのは、ハッピーエンドに見える反面、全然ハッピーエンドじゃないのだ。
そして、年上の女の方はそれをわかってる。鏡でもう何も持たない疲れた自分の顔を見て、それでも覚悟を決めて追いかけていく。若い男の方は、その場の感情だけで一人幸せいっぱいで終わるのだ。
これが男女逆だったら、普通にただのハッピーエンドだろうけど。


あ、もう一つ好きなシーンがあった。
女の荘で二人でいるときに、女の旦那がやってくるのだ。
そこで男は半裸で服を持って浴室に隠れるのだが、そこに女がやってきて「もうこんなことやめなくちゃね」って言うんだ。
「こんなこと」と言われた男の方は愕然とした顔になる。
小奇麗な雰囲気なのに惨めで残酷なシーンでよかった。このセリフは、女も男を見て「可哀想」とか「惨め」という感情が無いと出てこないから。


この映画は前編通して映像が綺麗で、特にこの二人のシーンは本当に綺麗で上品で浮世離れしているんだけど、この二箇所が何気に現実的で残酷でよかった。



で、この話の女が黒木さんで男が岡田君なのだが、岡田君なら同時期にスペシャルドラマでやった「冬の運動会」の方がお勧めだ。

冬の運動会 [DVD]

冬の運動会 [DVD]

黒木瞳の何も着けてない背中より、松本潤寺島しのぶの激しい絡みより、キスシーンで抱き合った時に服をつかまれて少しずつ見えていくハセキョーの背中の方がキます。チラリズムです。
なんていうオヤジ目線は抜きにしても、これは良作です。
こちらは向田邦子原作。
女の怖さと男の可愛さと、そしてやっぱり女の可愛さがある作品です。
向田邦子って、すごいな。今でも映画やドラマにリメイクされる理由がよくわかります。


ところで、前にも書いた気がするけど、もしドラマで年間ベスト美しいカップル大賞があったら(アホなタイトル)、今年は今のところ確実にこのドラマの二人という気がします。
単なる私の好みですが。


今日はBS2でガンダム祭りがやっているが、これからアニメ夜話ガンダムモビルスーツオンリーSPだそうだ。
いや、ガンダム知らないんだけど、濃そう。