一歩を踏み出すのは難しい

今、V6の岡田君のラジオの「Growing reed」を聴いていました。
今日のもよかったなあ。
今日のゲストは作家の塩野米松さんで、テーマは「働く喜びって何ですか?」でした。
様々な職人さんに話を聞いて、「聞き書き」というのをやってらっしゃる方だそうです。
どのような話題だったかは、公式サイトにあとでアップされるでしょうから書きませんが、今までもニートだとか他にも仕事系のテーマがあった気がするんですが、その中で一番自分の仕事について考えながら聴いた気がします。


その中で、ニート絡みの話題を振ったときに、塩野さんが言っておりました。
自分も作家と言いつつ小説を一本初めて書き上げたのは42歳の時であったと。
作家と言うのは自分が物を書かなければ作家ではないし、逆に書けば作家であると言えるのに、書いたのはその時だった。
それまでに知識もテクニックも必要だったし、生活していかなければならないということもあったかもしれないし、
「だから、一歩を踏み出すと言うのは難しいことなんです。」
と言ったのだ。(ちょっと抜けてたり違ってたりするかもしれないけど。)


そう。そうなんですよ。一歩を踏み出すというのは簡単そうで難しい時には本当に難しい。
私は一歩をなかなか踏み出すことが出来ない人間で、しかも後々いつもそれで直前になって焦ってしまう人間なんです。
逆に踏み出せる時って言うのは、何も考えずにやってたりもするんですけど。
で、あとで、何であの時は迷いもせずにそうしたんだろうなんて考えることもあるんですけど。
だから私はニートという人たちのことを「働けよ!」と安易に言えなかったりします。
でも逆に、一歩やり始めてしまえばそれ程でもないということも知っているのです。
もちろんうまくいかないこともあるんですが、私の場合はほとんどのことがうまくいかないので、それに慣れてしまっているというか…。
うまくやれないことを投げてしまうと出来ることがなくなってしまうのですね。


しかしそんな性格なので、せっぱつまってやらなければならないこと以外には、やっぱり一歩踏み出すことがなかなか出来なくて、イライラします。
ならやればいいのに、と思うのだけど、何故か出来ないのです。


一歩踏み出すことと、継続して努力すること。
私はずっとこの二つがやりたいのに出来なくて、それができる人を本当に尊敬するのです。
努力できるって絶対才能だと思うなあ。
ちなみに、短期集中でやる方はわりと得意です。気分が乗れば。(←これが問題)