キャッツドラマ版を見た

ものすごく久しぶりに、ドラマ版の木更津キャッツアイを見てみた。
DVDは貸したままなので、ビデオに撮ったやつ。
映画が決まってから、意識的に見なかったのだ。


映画はあれで概ね満足してる。
でもやっぱりドラマ版は別物だった。
見たのは7話、つまりクドカン演出の回。
あんな風に馬鹿馬鹿しいのにテンポがよくておかしい会話ややり取りが、やっぱり今回もうちょっと欲しかったかな。
同じ時の話ではないのだから同じようにはできないけど。
映画ではもうファンタジーでしか描けなかった世界が、ドラマでは当然のように日常だっていうのが、ちょっと切なくなる。
ドラマを見てしまうと、野球狂の会話だとか、猫田とのくだらないやり取りだとか、学校にいる美礼先生だとか、ぶっさんの真似をしながら会話する公助だとか、ああいう日常をもう一度見たかったという思いもすごくする。
でも、ああいう終わりでなければ、映画にする意味が無いとも思う。
だからドラマはドラマ、映画は映画。